からだに還る、本質の気づき

「もっと自分のことを知りたい」
そう感じるとき、私はまず“からだ”に目を向けます。

からだはとても正直です。
無理をすれば不調が現れ、心がざわつけば呼吸まで浅くなる。
でもそれは、悪いことではなくて——
「いま、自分の本質から少し離れているかもしれないよ」と知らせてくれる、静かなサインのようにも思うのです。

深く呼吸して、からだをゆるめていくと、
感情や思考の奥にある“エネルギー”に、ふっと気づく瞬間があります。
そのエネルギーは、私たちが“本質”と再びつながるための入り口。
ヒーリングのワークでは、この繊細な気づきが自然にひらかれていく時間を、大切にしています。

からだは、心や魂の状態を映し出す鏡のような存在。
心理学やエネルギー療法の視点では、身体の不調や呼吸の浅さは、
内面のバランスが崩れているサインと捉えられます。
それは「本質から離れている」というメッセージでもあります。

深い呼吸と身体の緩みは、副交感神経を優位にし、
安心感と自己とのつながりを促します。
そのとき、感情や思考の奥にある“エネルギー”に気づく瞬間が訪れます。

このエネルギーは、私たちの内側にある創造の源。
それが動き出すとき、魂・体・心が満たされ、
私たちは“本質”へと還っていきます。
そして、人生は自分の手で創り出せるものへと変わっていくのです。

ヒーリングや創造療法では、こうした身体感覚を丁寧に扱いながら、
言葉にならない感覚や気づきをひらいていくプロセスを大切にしています。

からだは、思考を超えて「本当の自分」へと還るための、信頼できるナビゲーター。
その声に耳をすますことから、変容の旅が静かに始まっていきます。

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